SDGs×LEGO®シリアスプレイ®ワークショップ

「SDGs×LEGO®シリアスプレイ®ワークショップ」を開催しました

日本だけでなく世界のメインストリームとなっているSDGsをより深く理解し、他人事から「自分ごと」に深化させるため、1年スーパー特進類型および特別進学類型を対象に、「SDGs×LEGO®シリアスプレイ®ワークショップ」を開催しました。
 今回はJUNEC(こども国連環境会議推進協会)の井澤友郭様を講師としてお招きし、2030SDGsカードゲームとLEGO®シリアスプレイ®を通じて、SDGsの基本的理念、SDGsの観点から見た世界の現状を理解し、そしてレゴブロックを使って自分たちの思考の深める活動を行いました。

2030SDGsカードゲームでは、カードゲームに示されている自分たちだけの目標を達成するために生徒たちは当初活動していたものの、本来の目的はそこではなく、「誰1人取り残さない社会を作るため、我々の世界を変革する持続可能な開発のための2030アジェンダ」がSDGsの根幹であることに気づき、生徒たち同士が講師や教員側が指導せずとも、本来の目標を達成すべく生徒たち自らが協働し始めたことに感銘を受けました。
最終的には2030年の理想の世界を築き上げることができたものの、その中のグループ個々を見た場合は、いくつかが社会から取り残されてしまった現状があり、もっとこうすればパーフェクト達成できたという悔しさも残りました。しかし、SDGsの基本理念が1人1人の中に深く入り込んだことは間違いないと思います。

その後のレゴブロックを使ったLEGO®シリアスプレイ®では、カードゲーム中に(1)カードゲームの前半に意識していたもの、(2)カードゲームの前半に意識していたもの、(3)あなたにとって豊かな世界に必要なものを「ブロックを組み立てず、1つずつ選ぶ」作業をまず行いました。生徒は1つのブロックだけしか使えない条件下で、なぜそれを選んだのか、どのような意味を表しているのかをグループ内で共有しなければならず、思考がフル回転する状況に悪戦苦闘しました。

 さらに(4)自分たちの身の回りで「取り残されてしまっている人やコミュニティ」はどのようなものかを、ブロックを組み立てて説明することを求められ、組み立てながらも何故それをそのように表現したのか、説明した後にグループ内での質疑応答もあり、教員側から質問を受けた生徒は、こちらが予想していた以上の回答を行い、思考の深化が垣間見れました。

締め括りで「学びは掛け算である」というメッセージを頂き、「どんなに知識や気づきがあったとしても、それを活動に結びつけなかったらいつまでも「0」のままである」という言葉に、生徒も教員も改めて今後の学習活動を深めていこうという気持ちになりました。

 本校進路指導部および英語科では1学期の授業よりSDGsについての理解を深める授業を行い、生徒1人1人にSDGsの理念を説明してきました。同時に、2学期前半のコミュニケーション英語Tの授業でFood Bankの先駆けとなるSecond Harvest Japan(2HJ)についての活動を扱い、2HJがSDGsのどのGoalを掲げて活動しているのかを生徒と共に考えてきました。今回のワークショップを契機に、自分たちの進路探究を進める上で、自分がなぜその進路に進みたいのか、その進路に進むことでどのような未来が待っているのか、といったこれまで以上に深く自分の中に動機づけが進められるようにしてまいります。